在来軸組木造工法の住宅(地上階1階〜3階 建)で、1戸建てであること
地質調査をして地盤が軟弱な場合は、土壌 改良を行うなどの措置を講じること。
基礎の構造は一体の鉄筋コンクリート造の 布基礎またはベタ基礎とし、布基礎の場合は地盤面 からの立ち上がりは400・以上、地盤面下 を120・以上、幅は135・以上、底盤の厚さは120 ・以上、幅は400・以上を標準とすること。
構造材、仕上げ材及び下地材等に使用する 木材は、国産材80%以上とし、その内、静岡 県産木材を60%以上使用することを標準と すること。
土台及び隅柱、管柱に用いる木材の断面寸 法は4寸角以上として、階数が2以上の住宅における通 し柱である隅柱は、4寸5分角以上 の木材を標準とすること。(金物は公庫仕様とす る。)
木材加工は、墨付け、キザミを基本とする 手造り工法を標準とする。
屋根材は、瓦を標準として、屋根形式は、切妻または寄棟を標準とし、軒及び、けらば の出は、75・を標準とすること。
床下換気及び屋根裏換気には、十分配慮す ること。
和室に於ける内部壁造作材は、漆喰・砂壁 を標準とすること。
和室以外の部屋(含:廊下)の内部壁造作材の 割合は、県産の杉、桧を、総壁面 積合計(窓・ 扉含まず)の30%以上、総床面積の30%以 上使用することを標準とすること。
高齢者等の寝室及び同一階の居室動線上に、 原則として段差を設けず手摺を設置できる ようにする。(長寿社会対応住宅設計指針に 準じる。)
完成後10年間は、1年に2回以上施工者側が 訪問し、アフターケアを行うこと。
 


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