平成28年度 第3回ビジネスマッチング交流会のご報告

■平成28年度 第3回ビジネスマッチング交流会

日 時/平成29年3月16日(木)18:00~20:25
会 場/富士市交流プラザ会議室

<講演会>
テーマ:2017年は酉大騒ぎの年 臥龍経済 日本の中小企業の未来
講 師:政策研究大学院大学 名誉教授 橋本久義 氏
トランプ大統領当選が決まった翌日から、市場は円安(ドル高)、株高、金利上昇の方向に動き出しこうした展開が現在まで続いている。トランプ政権は、TPP交渉からの離脱という派手なスタートを切った。国内調整を行ってきた日本にとっては残念な動きである。トヨタ自動車などがトランプ大統領のツイッターで名指しされたこともあって、日本の産業界にもかなりの緊張感が走った。米国市場への依存度が過度に高い自動車産業はその典型である。今後も、トランプ政権による政策は、米国でビジネスを行う多くの企業にとって不安定要因ではある。日本は人口減少社会を迎え、マーケットが縮小するなかで、中小企業が生き残り策を探るうえで日本とは反対に、マーケットが拡がっていく地域もあることに注目する必要がある。フィリピン、タイ、インドネシア、ベトナム、ミャンマー、インド等のASEAN諸国を中心とした海外では新たな需要が生まれている。日本企業の海外進出は、生き残りの絶対条件と言っても過言ではない。ある自動車部品企業が、トランスミッション用の歯車を納入していた先から、価格を半分にしてほしいという要請を受けた。その歯車は真ちゅう製。真ちゅうを使っているから高額でもあったが、それを納入先は値段を半分にしろという。そこで、苦労に苦労を重ねて、鉄で歯車を作り、その歯面に厚めに真ちゅうをメッキした。これによってコストは、45%減らすことができた。新開発の歯車は、会社に利益をもたらし、成長した。日本のものづくり企業はみな、努力をしている。他国もしているが、レベルが違う。国際情勢が大きく変化する中、国内中小企業は、新たな挑戦を積み重ねている。「日本の中小企業は世界最強」、「中小企業は日本のまごころ、世界の宝」である。

<交流会>
運営委員松坂氏より開会挨拶、影山教授より乾杯があり交流会が開会する。参加者は積極的に名刺交換を行い、参加者間のネットワーク強化がはかられ「連携による新たなビジネスチャンスの構築」が検討された。最後に運営委員の渡邉節雄氏の挨拶で閉会した。

以上、第3回ビジネスマッチング交流会を終了した。

資料ダウンロード