東海大学医学部付属病院 視察研修会のご報告

東海大学医学部付属病院 視察研修会

日 時:平成31年2月27日(水)

病院に到着後、東海大学 伊勢原事務部 伊勢原総務課 係長 中澤康治 氏、NPO健康長寿研究教育センター 副理事長 一野谷陽一 氏より、病院の概要、患者受け入れ態勢、ドクターヘリ、等の説明を受けた後、病室や手術室、免震装置等を視察した。また、手術支援ロボット「ダ・ヴィンチ」を用いた前立腺がん摘出手術を実際に見学した。

<病院の概要>
・在籍医師数 318人(助手 196人)
・看護師 1,089人(助手 123人)
・技術職員(薬剤師、臨床技師他) 408人
・事務員 61人(臨時職員 129人)    総勢 約2,400人
・外来患者数 平均2,400人/日  面会人数 約500人/日
・入院患者数 283,899人/年
・紹介率(他の病院からの紹介割合) 82.3%
・逆紹介率(診察後、紹介先の病院に戻す割合) 60.5%
・入院ベッドの稼働率 96.7%  ・入院数 778人/日
・救急センター内のベッド数 55
・手術室 21室 ・手術回数 12,157件/年
・エックス線6部屋、CTスキャン5台、MRI6台
・特定機能病院に指定されている
・ドクターヘリの出動状況 … 静岡、山梨、神奈川 3県で連携している
281件(H25) → 212件(H26) → 243件(H27)

<『ダ・ヴィンチ』の概要>
腹部に明けた孔からカメラと鉗子やメスを入れ、体内を映し出しながら手術を行う腹腔鏡手術において、ダ・ヴィンチは体内に入れるアームの先端についている関節機能によって人間の手のように繊細な動きを可能にしている。当病院では、2014年に導入、前立腺がんの手術において約300例の実績を上げている。3D内視鏡カメラで映像を見ながら、コントローラやフットスイッチで、カメラや手術器具を遠隔操作することができる。手術は、医師3人、看護師2人、臨床工学技士1人、麻酔医2人が参加して行われる。
ダ・ヴィンチでは、高画質カメラによる立体的な画像を見ながら手術ができるので、より繊細で確実な操作が可能。視野を15倍に拡大できるのも特徴の一つ。また、手振れ防止機能がついているので、より正確で緻密な手技が可能である。2018年12月に最新機を導入、これまでよりアームが細く、可動域が広がりアーム同士が干渉しない設計になった。
ロボット支援手術では、患者の体への負担が少なく、術後の回復も早いという特徴とともに、精度の高い安全な手術と期待され、保険適用の対象患者も徐々に広がっている。特に、早期前立腺がんの手術では、今後はロボット支援手術が積極的に選択されていく見込みである。

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