平成28年度 第1回ビジネスマッチング交流会のご報告

■ 平成28年度 第1回ビジネスマッチング交流会 

日 時/平成28年8月23日(火)18:00~20:15
会 場/富士市産業交流展示場「ふじさんめっせ」

<講演会>
テーマ 衣料から医療へ ~メディカル製品開発への挑戦~『下町ロケット2 ガウディ計画』
講 師 福井経編興業株式会社 代表取締役専務 髙木義秀氏
(1)衣料から医療への取組みについて
当社は婦人・紳士衣料や資材用途のニット生地を製造しており、通常は難しいシルクなどの天然繊維を編立する技術を開発していたところ、シルクで人工血管を編めないかとの依頼があり、大学との共同研究を開始した。量産化技術の開発に成功し、その製造方法について特許を取得。この取組が多くの情報媒体で取り上げられ、医療機器の開発案件が増加。2014年に産学官連携プロジェクトが始動。として経済産業省の委託事業に採択された。
昨年、直木賞作家 池井戸潤先生の小説『下町ロケット2 ガウディ計画』に当社がモデル企業として登場。『下町ロケット2』のテーマはメディカルであり、小説に登場するのは架空の「心臓人工弁」であるが、ストーリーは弊社の心臓修復パッチプロジェクトがモデルになっている。
(2)編み技術を生かしたメディカル製品「心臓修復パッチ」の開発について
心臓修復パッチとは、心臓に空いた穴の修復や欠損部の補強を目的に使用されるもので、現在はウシやウマなどの生物
由来原料や非吸収性ポリマーが使用されている。しかし、生物由来原料は感染や石灰化による硬化・劣化等の面で課題が
あり、また、非吸収性ポリマーは伸縮性の限界から成長とともに拡大する心臓に対応できないという課題があり再手術を
余儀なくされるケースが散見する。弊社が開発する新しい心臓修復パッチは、吸収性ポリマーと非吸収性ポリマーを組み
合わせたもので、特殊な編み技術により強度と伸長性を同時に実現した。

<交流会>
今回の交流会開催趣旨について、東海大学影山教授より説明があった後、運営委員松坂氏より挨拶・乾杯があり交流会が開会する。その後、参加者を代表し3名が会社PRを行う。参加者間のネットワーク強化がはかられ「連携による新たなビジネスチャンスの構築」が検討された。最後に運営委員の渡邉氏の挨拶で閉会した。

以上、第1回ビジネスマッチング交流会を終了した。

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