浜松茶は、浜松市三方原台地をはじめ、引佐郡や、浜北市を含む、天竜川と、浜名湖にかこまれた地域で採れるお茶です。台地から、山間部まで、南北に長いこの地方では、深蒸し茶から、中浅蒸し茶まで、各地区独自の特徴あるお茶が作られています。
浜松市という大消費地をひかえているため、ほとんどが地元で消費されていますが、「味が濃い」という特徴から静方面の問屋さんにも多く出荷されています。また、この地区には、戦前、外貨獲得の為、輸出用の紅茶もたくさん生産されていた名残りで、独特の香気を持つ紅茶用品種なども一部、生産されています。

戦国時代に浜松城が築かれて以来、城下町として栄えてきました。現在では県下の主要都市となり、楽器・繊維などの産業が主力です。浜名湖を望む舘山寺温泉や中田島砂丘など、自然の景観を楽しめるスポットも多くあります。

1. 音楽文化の都市、浜松で楽器に親しもう！
   浜松市楽器博物館
   日本で唯一の公立楽器博物館。19世紀ヨーロッパの豪華なピアノやホルン、伝統ある日本の琴や尺八など、約650点の楽器を展示している。楽器の街「浜松」ならではのユニークな博物館として知られている。ヘッドフォンで音色や音楽を聞いたり、演奏ができる体験コーナーも好評だ。
   ■浜松市板屋町108-1
   ＴＥＬ：053-451-1128
   【営】：9：30〜17：00
   【休】：月曜日（祝日の場合は翌日休）
   【料】：大人400円・高校生200円・小中学生100円
   【 Ｐ】：1200台
   ◇ＪＲ東海道本線浜松駅から徒歩10分
   　
2. 浜松のシンボルは文化の発信基地
   アクトシティ　
   平成6年10月に誕生し、今では浜松駅前でシンボルとして有名なのがアクトシティだ。高さ212.8メートル、45階建てのアクトタワーを中心に、ショッピングプロムナードやレストラン街のアクトプラザ、日本初の4面舞台をもつ大ホール、中ホール、展示イベントホール、などからなる複合施設だ。隣接して楽器博物館もあり、文化の拠点として、これからも注目度Ｎｏ．1だ。
   ■浜松市板屋町111-2
   ＴＥＬ：053-451-1211
   【営】：11：00〜22：00
   【休】：月2回程度
   【料】：大人600円・小人300円＜展望回廊＞
   【 Ｐ】：1200台
   ◇ＪＲ東海道本線浜松駅から徒歩10分

浜松市茶室「しょういんてい」
松韻亭
緑あふれる憩いの場として、市民のみなさまに親しまれている浜松城公園の一角に開席された本格的な茶室です。杉、栗などの銘木を使用して建てられた棟内には、第一広間（十畳）、第二広間（十畳）、立礼席、離れの小間「萩庵」（四畳半台目）を備え、グループや団体などによるお茶会にも気軽にご利用いただけます。
萩庵
松韻亭の離れに位置する数寄屋づくりの茶室です。伝統的な小間のつくりの中に、随所に茶の湯の神髄を漂わせています。
■〒432‐8014 浜松市鹿谷町11‐4
TEL・FAX：（053）473-4310
●茶室利用のご案内
【開】：午前9：30〜午後9：00（夜間の利用がない場合は午後5：30）
【休】：月曜日、国民の祝日の翌日、年末年始（12月29日〜1月3日）
【利用対象】：茶事・茶会
【利用受付】：利用する6ヶ月前の1日から受付けます。
【申し込み】：使用料を添えて茶室事務所までお申し込みください。
◇遠州鉄道　浜松文芸館バス停下車1分・下池川町バス停下車3分
●呈茶サービスのご案内
立礼席で呈茶サービスを行います。どなたでもお気軽にご利用ください。
【営】：午前10：00〜12：00　午後1：00〜4：00
【料】：400円（お茶菓子付き）※茶室の休館日は休業いたします。