富士の叫び 
 FLASH 
 特 集 
 静岡労働局から 
 シリーズ「くみあい百景」 
 編集室だより 



特 集



 ■三語族 1981年頃(昭和56年) 

「ウッソー」「ホントー」「カワユーイ」の三
語だけしか発せられない女子大生を中心とした女性を指した。実際には、「スゴーイ」「シンジランナァーイ」「ヤダァ」「バッカミタイ」などということもできた。
類似語として六語族というのもあり、こちらは1990年頃、若いビジネスマンやOLが上司に対して使う言葉は全部で六語しかないとして、こう呼ばれた。その六語とは、「知りません」「聞いていません」「言いました」
「まだです」「できません」「帰ります」。



 ■ヒッピー族 1969年(昭和44年) 


この頃、○○族がぞくぞく登場。「新宿乞食」とも言われた若者たち「フーテン族」も話題に。「アングラ族」は映画をはじめ、演劇、音楽、美術、詩などの芸術の領域で、反商業主義、反体制的な試みを行なった。
「ヒッピー族」は1960年代後半にアメリカの若者たちの間で生まれ世界的に広がる。自然回帰を目指し、既存の価値観を拒否し、脱社会的行動をとる。長髪、ひげ、Gパン、ブーツが特徴。制服を拒否し、独創的な衣装を着ることで人間性を回復しようとした。日本でも同調する若者が多く見られた。


中小企業静岡(2003年 7月号 No.596)