打ち直しと綿の寿命と管理


海洋性気候の日本に最適で長い歴史のあるもめんのふとんワタ。
でも植物ですから生命があると考えて下さい。
エキスとでも言いますか、油っ気と言いますか、脂肪分は年月の中で次第に枯れていきます。
私達はこの意味でワタの寿命を15年と考えます。


3年から5年で打ち直してください。

固くなったふとんの中綿を側地から出して、製綿機にかけて解きほぐし、熱処理を施してふわふわの柔らかさに、乾燥、殺菌などと同時に繊維のからみを組み直してワタがよみがえります。
そのとき必ず新しいワタを30%〜50%増ワタ(補充)して頂きますと長く快適な使用ができます。


押し入れに密閉、ビニールの袋に仕舞い込み‥‥
これではふとんは息ができません。

押し入れの下にはスノコの様なものを、お部屋のお掃除には押しいれも開けて風通しを良くして下さい。

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