たたみの上手な使い方

畳の手入れ        かびた!
              Q&A


■畳の掃除方法                                                                                          

●空拭きか雑巾掛けか?

 新畳(表替)の納入使用直前のみ空拭きをして白い粉(染士)をふき取ります。
その場合タオルのようなパイル地のものでふき残しがないよう丁寧にふきます。
通常の掃除の場合には国く絞った雑巾で畳の目に沿ってふきます。
水が垂れ落ちる絞り方は絶対にいけません。(脱水機で絞つた雑巾が一番よいのです)
また、お湯を使った場合は畳表の乾きが早くなる利点があります。

●電気掃除機は

 電気掃除機を強くかけると畳表を傷め易いので、
畳の目に沿って軽く触れる感じでゆっくりとかけてください。

■畳に日光浴を!

 畳は湿気が禁物です。畳を長持ちさせるためにもダニの発生を防ぐためにも、
年2回程度の畳干をしたいものですがなかなか個人では大変です。
春と秋のよく晴れた日、畳を干す場所のない場合は畳を少し上げ、
ビールびんやジュース缶などを置き、風を通すだけでもよいのです。

畳の上にジュータンやカーペット等の重ね敷きは禁物です
ダニやカビの発生を促します。

■畳表の変色について

畳表は天然のイ草を原料として繊られております。
直射日光を直接受けますと急激に変色いたします。
カ−テン・障子等によって遮って下さい。

■畳の段差について


畳の施行状態が悪く、敷合わせの面で不陸が生じた時、または、
すき間が生じた場合、あるいは畳の老朽によって敷居との段差が発生し、
それによる事故が発生することも考えられますので
納入畳店に連絡の上、手直しをして下さい。



畳は呼吸をしております。
空気(C02)を浄化する力を持っています。
正しい使い方をすれば畳の魅力を発揮します!


■畳のリフレッシュ 畳替え

畳のリフレッシュには「表替え」と「裏返し」「畳替え」の方法があります.

●「裏返し」とは… 新畳を入れてから1〜2年目頃畳が日焼けしたり、
                     傷み始めたら畳表を裏返しにして張り替える作業です。
         (ご注意):畳表の傷み具合が進みますと裏返しが出来ない場合もあります。

●「表替え」とは・・・裏返しをした畳表も傷んできたら畳床をそのまま生かし
           新しい畳表に取り替えることを言います.
           3〜5年日頃が適当と考えます。

             裏返しや表替えの揚合には畳縁も新しく取替えます。

●「畳替え」とは‥・董床も含めて畳全体を新品に替えることです。
             替える目安は適度な弾力性がなくなった、凸凹が激しくなったり、
          大きなすき間が出来てきたら、畳替えをして下さい。

 畳床は大事に使えば10〜20年は持ちます。
床下の湿気、室内の換気に注意し使用してください



畳替えとは
の写真入り解説はこちらをクリック
(注)ちょっと重い・・・。


畳に関わる事故



 カビは土や空気中に多く散在し、空気のあるところにはカビが存在します。
相対湿度70%以上でカビの発生が始まります。
加湿器の使用、石油ストーブの使用(水分を多く発散します)に注意しましょう。

 梅雨時には部屋を閉め切った状態ではカビが発生します.
特に新築住宅の場合、建築仕上資材の含水率が高い場合があります。

●処置
・天気のよい日には窓や戸を開け室内に風を入れて下さい。
・漂白剤を水でうすめ(有効塩素5%以下で使用)ゴム手袋をして
 雑巾で畳の表面のカビを拭き取ります。
 次にアルコールを布に浸み込ませてこまめに拭き取つて下さい。
  (注):漂白剤が強いと畳の青さまで漂白しますのでご注意下さい。


ダニが発生する原因

■ダニは次の三つの条件が揃うことによって繁殖します.
 @ 室内温度が20〜30度、湿度60〜80%
 A エサ(塵)あること
 B 潜んで卵を産める場所があること

 特に大量発生する条件は25〜28℃で、湿度が70〜80%という高温多湿の条件が
ダニの繁殖に最も適しております。
最近の住宅は冬に室内の温湿度を夏並みに高く維持(安定)させる家庭が多いため
冬でも夏と変わらないダニの数が検出される事例もあります。
人間に快適な生活温湿度は、ダニにとっても快適であります。

■次のような条件下ではダニが発生する場合があります.
次のことを注意して下さい。
 @掃除をマメにしない。
 A畳の上にジュータンやカーペット等の重ね敷きをする。
 B窓を密閉し室内に風を入れない。
 C水分を多く含んだ雑巾で拭き掃除をする。
 D室内で犬、猫、小鳥等のペットを飼う。
 E菓子等の食べこぼしをする。
 F洗濯物を室内に干す。
 G加湿器を過剰に使用する。

■ダニ対策
@掃除の回数を増やし自然通気に心がけて下さい.
防虫シートあるいは除湿機を使用するとダニの発生を抑えられます。
A畳(ジュータン)の表面にいるダニには、
電気掃除機をかける方法が一番有効であります。ゆっくり丁寧にかけて下さい。
Bダニ(ヒョウダニ、コナダニ、ツメダニ)等は熱に弱く、
加熱乾燥法、マイクロ波加熱法、高周波加熱法のいすれも再効な駆除(殺ダニ)方法です。


                                                                 


畳のシミや汚れの処理


Q:畳にカビが生えてしまった時は?
A:消毒用アルコールを布に浸み込ませ拭き取る.

Q:畳に醤油をこぼした時は?
A:こぼした上に小麦粉、ベビーパウダー等をふりかけ粉末に吸い取らせ掃除機で処理する

Q:インクをこぽした時は?
A:牛乳で湿らせて拭き取る。又はレモン汁を湿らせた後、塩素酸ソーダを10倍にうすめた液で拭く

Q:マーキュロをこぽした時は?
A:次亜塩素酸ソーダ入りの漂白剤をつけ、更に10倍にうすめた硝酸で拭く

Q:フェルトペンがついた時は?
A:油性のものはマニキュアの隙光液で拭きとる

Q:クレヨンがついた時は?
A:クリームクレンザーをごく小量、乾いた布につけ丁寧にこする

Q:灯油、オシッコをこぽした時は?
A:粉末の洗剤、クレンザー、塩、小麦粉等をふりかけ、充分液体を吸い取らせた後、
掃除機で処理し、かたく絞った布で拭く

Q:畳に家具の跡がついた時は?
A:凹んだ所に適当に霧を拭き付け、濡れたタオルを当てアイロンをかける