よくある質問

よくある質問

Q1 なぜ近視になるの?


はっきりとした原因は、まだ解明されていません。
ただ、多くの近視の場合、環境的要因がかなり影響していると考えられています。 環境的要因とは、日常生活が近い距離を見る環境で成立しているということです。近い距離を見る環境とは、遠方を見ることが少ない環境ということで、つまり、遠くの視力は必要ない環境といえると思えます。特に、成長期の子供には影響が大です。最近では、食生活による要因も取りざたされています。
遠視に関しては、まだ歴史が浅く近視よりなぞが多いようです。
世界的には、東洋では近視が多く、欧米では遠視が多いようです。


Q2 なぜ、近視になる人とならない人がいるの?


これもはっきりとした原因は、まだ解明されていません。 ただ、体質とか環境の違いではないか?と考えられています。


Q3 視力は、遺伝するの?


これもはっきりとは、まだ解明されていません。
ただ、最強度近視(−6.00D以上)の場合は、要因の一つとして考えられます。



Q4 視力は、良くならないの?


仮性近視(擬近視)と真性近視では、異なります。
仮性近視の場合は、なんらかの要因(環境・食生活・心理等)により常に調節力が関与してしまい、偽りの近視になってしまう状況をいいます。この場合は、その要因を取り除くことにより良くなると思えます。
真性近視の場合は、良くならない場合の方が確立が高いです。それよりも、進行速度を弱める努力をお薦めします。
生活環境の改善に、着手して戴きたいものです。

近視の場合、眼球が大きくなる近視(軸性近視)とレンズ(水晶体・角膜)のパワーが強すぎる近視(屈折性近視)があるんですよ。


Q5 メガネを掛けないと、近眼は進むの?


環境的要因の強い場合は、進むと思った方が良いでしょう。 特に10代以下の方、パソコン・TVゲーム・長時間の読書等、要注意です。


Q6 メガネは、どのくらいの視力から掛ければいいの?


眼科医師会では、1.0を基準の単位と定めていますので、それ以下の視力の場合は、生活状況により必要と思われます。
やはり両眼で0.7以下に下がったときは、必要と思います。


Q7 メガネを掛けると度が進むって言うけど?


一概にそんなことは、ありません。
むしろ、掛けないことによる障害の方が強いと思われます。


Q8 メガネは、いつも掛けているの?


近眼は、近くにピントが合い、遠くはぼける状態ですから、デスクワークなどで近くを見る時に、支障がなければ無理に掛け続ける必要はありません。但し、強度近視や乱視のある場合は、近くを見るときも掛けていた方が楽な場合が多いといえます。


Q9 度が進むと、いずれ見えなくなるの?


場合にもよりますが、一般的にはありません。
しかし、最強度近視の場合は、かかりやすい眼病(網膜剥離・円錐角膜等)による失明も有り得ます。


Q10 どこで視力を測ればいいの?(眼科?メガネ屋?)


初めて(特に小学生・中学生・初老)の方は、眼科での検診をお薦めします。
小学生・中学生の方は、仮性近視の場合も考えられます。
初老の方は、眼病(白内障・緑内障・網膜剥離)も考えられます。
時には、目を調べてもらうことも、必要です。


Q11 メガネとコンタクト、どちらがいいの?


まず初めは、メガネです。
メガネは、自由に使用できますが、コンタクトにはある程度制約がつきます。
そして最大の制約は、コンタクトには、使用時間に限りがあることです。
やはり最初の視力調整用具は、メガネが良いと思われます。


Q12 町にメガネ屋さんが多いけど、なぜ?


それだけ目の悪い方が増えている証拠です。
メガネ屋は、皆様の視力の味方です。
違法広告で消費者をだましたり、技術や経験の少ないメガネ屋も増えています。
ご注意下さい。


Q13 いいメガネ屋さんの、選びかたを教えて?


メガネ屋も、多種多様ですが、やはり
a.経験豊富な店員がいる
b.清潔である
c.話を良く聞いてくれて、適確なアドバイスをしてくれる
d.無理押しをしない
etc とにかく多くの下見をして、ご自分の納得のいく店を探しましょう。