ネットサーフィング
富士の叫び
フラッシュ
特集
INFOMATION
ネットワーク
東西見聞録
くみあい百景
ワンポイント
読者プラザ
編集室だより
特集 SPECIAL EDITION
誌上暑中お見舞交換
静岡を舞台とした映画・小説
■
大井川鉄道沿線はロケのメッカ
1977年「悪魔の手毬歌」
監督 市川崑 主演 石坂浩二
1982年「青春の門(自立編)」
監督 蔵原惟繕 主演 佐藤浩市
1983年「細雪」
監督 市川崑 主演 吉永小百合
1989年「あ・うん」
監督 降旗康男 主演 高倉健
1990年「少年時代」
監督 篠田正浩 原作 藤子不二雄A
井上陽水の主題歌でも有名です。
以上は、大井川鉄道沿線でロケが行なわれた映画のごく一部。SLに、古い姿の駅、東京からの近さと条件が揃い、昭和初期から20年代・30年代を描いた映画に出てくるSLはほとんどが大井川鉄道のSL。この20年間で30本以上の映画がロケに使用している。
■
寅さん静岡に現る
世界に例を見ない長寿シリーズとして有名な「男はつらいよ」(全48作)。
主役が放浪の香具師(やし)・寅さんだけに、舞台は東京・柴又に留まらず北海道から沖縄まで各地を転々としている。もちろん静岡県内にも何度か登場。36作目の「男はつらいよ・柴又より愛をこめて」では、伊豆下田から館山寺にまで登場している。
■
木下恵介は浜松生まれ
〜静岡出身の映画監督たち〜
戦後民主主義を代表する映画監督との評も多い木下恵介は浜松市の食料品店の生まれ。氏の代名詞的良心作「二十四の瞳」(54年)「野菊の如き君なりき」(55年)など今だファンに愛され続けている。
「Wの悲劇」(1984年 薬師丸ひろこ・三田佳子)などで知られる澤井信一郎は浜名郡雄踏町、「トラック野郎シリーズ」など娯楽に徹した映画に定評のある鈴木則文、「銀河鉄道の夜」などアニメ映画で活躍の杉井ギザブロー(沼津市)など、県内出身者は多い。
中小企業静岡(2000年 7月号 No.560)
目次に戻る