メガネの基礎知識

レンズについて

レンズの種類


メガネレンズは、大きく分けて、近視の人が使う凹レンズ(−レンズ)と遠視や老眼の人が使う凸レンズ(+レンズ)に分けることができます。

レンズの強さ


レンズの強さは、一般には度と呼ばれていますが、めがね屋さんではディオプターという単位で表示しています。つまりこの数字が大きいほど、度の強いレンズとなります。

乱視


乱視の人は乱視のレンズを使いますが、このレンズはたて横で、レンズの度の強さがちがいます。ですから目のいい人がこのレンズをのぞくと、ものがのびたり縮んだりして見えます。

遠近両用レンズ


遠近両用というレンズは、老眼になった人が、遠くも近くも一つのめがねでよく見えるようにつかうレンズです。なぜなら老眼だけのレンズは、近くのものだけに、調整したレンズなので、遠くはボケてしまうからです。
ですから、1枚のレンズの上の部分に遠くの度、下の部分に近くの度と入ったものが遠近両用レンズです。
老眼の小窓が入ったものと、境目なくできているものと、ありますが、どちらがいいかは、めがね屋さんとよく相談しましょう。

レンズの材質


レンズの材質は、プラスチックとガラスがあります。 プラスチックレンズは、軽く割れにくく、カラーも自由につけられるので、現在は、主流となりつつあります。
ガラスレンズは、キズがつきにくく、比較的薄くしあがり、根強いファンもいます。

その他


そのほかメガネレンズは、厚みの薄くなるもの、色の変わるもの、紫外線をカットするものなど、レンズの度の種類とあわせれば、まさに何千種類ものレンズが、現在市場にでまわっています。
そのなかで、あなたにあった、一組を選び出すわけですから、信頼できるめがね屋さんで、じっくり相談して、決めましょう。