11 パーティはすべて夜の雰囲気で

 パーティの案内状には服装の指定が「平服」となっているものがよくあります。
 ここでいう平服とは一体どんなものを指すのでしょう。礼服でないもの、略礼服でもないもの、とは誰にでもわかること。パーティだからスポーティなものはだめなことはもちろんです。つぎに、このファッション塾で再三再四、書いてきた「無地のすすめ」が頭に浮かんでくることでしょう。
 具体的にいえば、平服の条件は三つで、無地、暗調、光沢となります。第一条件が無地のもの、無地のものがたくさんあれば、その内でなるべくダークなもの、無地でダークなものがいくつかあるなら美しい光沢のあるものが望ましいという順序です。これは何度も書いてきた夜の装いの条件とまったく同じなのです。


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 1 不似合いな客は壁際の柱の影に
 2 エレガントな夜の装い 無地、暗調、光沢
 3 ショーとディナーと蝶ネクタイ
 4 シャワー、髭剃り、無地の服
 5 その名のとおり『はじめに時間ありき』
 6 広義のフォーム『みんなと同じ装いを』
 7 フォーマル・ウェアは二種類ある
 8 完璧さが求められるプロフェッショナルの答え
 9 みんなと同じ装いをするために
10 主催者自身が当日なにを着るのか
11 パーティはすべて夜の雰囲気で
12 招待客への表敬は最上級の平服で

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