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平素は静岡県中小企業団体中央会の活動にご理解とご協力を賜りまして誠にありがとうございます。
さて、昨年の国内経済においては、輸出の回復や企業の設備投資増加、個人消費についても徐々に底堅さを増すなど、緩やかではありますが回復基調を示しておりました。しかしながら、本年に入り新型コロナウイルスの影響により、世界中で甚大な被害が発生し、我が国におきましても、業界や規模を問わず、多くの事業者に計り知れない大きな影響を及ぼし、今もまだ、その渦中にあると言えます。
中小企業・小規模事業者におきましても、多くの事業者が依然として厳しい状況に置かれており、今も懸命に各事業者が事業継続や再興を図っております。経済の先行き不透明感が拭えない状況のもと、新型コロナウイルスへの対応に加え、人手不足や従業員の高齢化、後継者不足による事業承継問題など、事業者にとって無視のできない重大な経営課題も山積しております。
今、我が国の経済社会は大きな転換期を迎えており、中小企業・小規模事業者にとっても、経営基盤を強化し持続的な成長に向けて、更なる生産性の向上が求められていますが、そのためには個々の自助努力とともに、連携・組織化による取組みが一層肝要であると考えます。
こうした状況の中、中央会と致しましても、本年度事業において、企業のデジタル化推進をはじめとしたwithコロナ・afterコロナを意識した支援を中心に据え、行政の各種施策が中小企業・小規模事業者の皆様に有効にご活用されますよう、積極的に支援させて戴きたいと考えております。
中小企業・小規模事業者の皆様の強みである技術力や機動性、バイタリティを存分に発揮されますとともに、中央会を十分にご活用いただき、貴業界及び中小企業組合が益々ご発展されますよう祈念致します。
令和2年10月
静岡県中小企業団体中央会
会長 山内致雄
在任期間
(昭和30年ー昭和51年)
在任期間
(昭和51年~昭和57年)
在任期間
(昭和57年~平成20年)
在任期間
(平成21年~平成26年)
在任期間
(平成26年~令和2年)
在任期間
(令和2年~現在)