「家具団地」として親しまれ50年 ~創業50周年記念式典を開催~
静岡家具工業団地協同組合(一色伸一理事長)は、7月28日、静岡市葵区の浮月楼で創業50周年記念式典を開催した。
北村正平藤枝市長、(独法)中小企業基盤整備機構、静岡県、商工中金、中央会などの来賓と組合員ら合わせて60人余りが出席し、これまでの足跡を振り返るとともに、50年の節目を祝った。
一色理事長は、「幾多の苦難を乗り越えられたのも、多くの皆さんのご支援の賜物。地域の皆さんにも『家具団地』と呼ばれ、広く親しまれてきた。時代の変化に適応し、今では元気のある異業種が集まり、創業当時に負けないくらいの活気を保っている。次の100周年に向け、これからも組合の団結力を高め、さらなる発展を目指していきたい」と力強く挨拶した。
来賓の北村市長は、「家具団地は藤枝市の経済を長年にわたり支えている。新東名高速道路などインフラの整備が進む中で、団地の利便性を活かし、今後も、地域の活性化にいっそう寄与していただきたい」と期待を述べた。
式典では、商工中金から当組合の日頃の活動に対し感謝状が贈呈されたほか、組合の発展に尽力された前理事長の松永俊一郎氏(㈱松永家具)に中央会会長表彰が授与された。また、式典に先立ちフリーアナウンサーの牧野光子氏が職場におけるコミュニケーションのコツについて講演した。
当組合は、昭和37年、家具製造業者23社により設立され、昭和40年、藤枝市八幡に工業団地を造成。組合員企業の人材育成や職場改善など活発に事業を展開している。