中小企業組合士は中小企業組合の運営に精通したエキスパートであり、その専門性を活かして組合員間の活発な交流・連携の推進、産学官連携、組合間連携など様々なコーディネーション活動を主導していく重要な人材である。
かかる中小企業組合士の社会的地位と資質の向上を図るため、平成28年度より全国中小企業団体中央会主催で組合士のあり方、今後必要な支援のあり方等の検討を行うことを目的として「中小企業組合士活性化研究会」を立ち上げ、制度の普及、活性化について各地の組合士の参画のもと検討を重ねてきた。昨年度は、「組合士資格の魅力向上および組合士数の増加」をテーマとし、小川委員長を中心に活発な議論が行われた。
今年度は、これまでの検討を踏まえ、組合の事務局人材不足の補完および組合士資格の魅力向上に資する施策として、「組合応援隊(仮称)」(以下、「組合応援隊」とする)のニーズや実現可能性に関する検討を行った。検討にあたっては、組合、組合士、都道府県中小企業団体中央会を対象としたアンケート調査を実施するとともに、類似する取組みを行っている都道府県中小企業団体中央会へのヒアリング調査、事務局人材の不足に直面する組合へのヒアリング調査を行った。
来年度は、本年度の検討結果を踏まえ、都道府県中小企業団体中央会および都道府県中小企業組合士(協)会と連携し、パイロット的な事業実施を予定している。本報告書が、組合士制度のさらなる活性化の一助となれば幸いである。





